第4号「地球温暖化への挑戦」
1999年9月発行 ISBN:4-492-31267-6
目次
巻頭論文
- 茅陽一
- 京都議定書へのわが国の対応
シンポジウム
- 司会:山口光恒
討論者:浅岡美恵、内田公三、羽山正孝、森島昭夫、森田恒幸 - 地球温暖化への取組み――京都議定書を受けて
地球温暖化への挑戦
- 松岡譲・森田恒幸
- 地球温暖化問題とAIM(アジア・太平洋地域温暖化総合評価モデル)
- 新澤秀則
- 京都メカニズムの論点
- 明日香壽川
- 地球温暖化対策国際協力プロジェクトの経済性評価と日本の政策対応のあり方
- 川島康子・松浦利恵子
- クリーン開発メカニズムの制度設計と効果分析
- 西條辰義・肥前洋一
- 京都議定書における排出権取引制度のデザイン――実験経済学によるアプローチ
- 諸富徹
- 国際的な排出権取引制度と国内環境税――温暖化ガス排出削減目標達成のために
- 後藤則行
- 中国との共同実施の可能性
- 石井敦・安田八十五
- 地球温暖化問題における共同実施プロジェクトの評価
――チェコ共和国におけるエネルギープロジェクトのケース・スタディ - 小島道一
- 温暖化対策としての途上国における植林
- 磯崎博司
- 地球温暖化に関する国際法
- 服部崇
- 京都議定書の実施体制に関する課題と展望
――地球温暖化対策本部の設置から地球温暖化対策推進大綱の策定まで - 松本泰子
- 気候変動に関する政府間交渉と環境NGO――意思決定への影響と今後の課題
- 竹内敬二
- 「危うい連合」と、その終焉――途上国からみた温暖化交渉
- 槌田敦
- CO2温暖化脅威説は世紀の暴論――寒冷化と経済行為による森林と農地の喪失こそ大問題
- 松岡譲
- コメント:「CO2温暖化脅威説は世紀の暴論」か?
- 槌田敦
- リプライ:反論になっていない松岡コメント
環境論壇
- 石弘之
- 迫害される環境保護運動