第7号「環境保全と企業経営」
2002年10月発行 ISBN:4-492-50098-7
目次
巻頭論文
- ポール・ホーケン
- ナチュラル・キャピタリズム――新産業革命の創造
シンポジウム
- 司会:植田和弘
パネリスト:益田清、吉田陽、吉村孝史、北川正恭、國部克彦、佐和隆光、ポール・ホーケン - 環境経営の革新――新産業革命とナチュラル・キャピタリズム
環境保全と企業経営
- 栗山浩一・國部克彦・羽田野洋充
- 企業における環境対策の経済的評価と環境会計への応用
- 後藤敏彦
- 環境経営と持続可能性報告書
- 國部克彦・品部友美・大西靖・東田明・野田昭宏
- 日本企業の環境報告書に関する内容分析と規定要因
- 足達英一郎
- 金融業の環境配慮に関する考察――エコファンドを事例として
- 久富健治
- 民間銀行が環境経営に取り組む契機について――誘因としての環境リスクを中心に
- 楠美順理
- 環境経営における意思決定構造――ゼロエミッションの普及可能性
- 小畠千枝
- 組織の失敗と企業内環境対策
- 劉庭秀
- 環境情報システム構築とその有効利用――環境情報の整備状況と今後の展望
- 武石礼司
- ISO規格の統合化と企業の国際規格戦略
- 相良敬
- 企業とCEA――英国ソルトエンドの事例検証
- 田村誠
- 技術変化と環境の接続可能性――日本および中国における技術革新の潜在的波及効果
農林業や都市の環境経営
- 小池恒男
- 環境保全型農業成立の経営経済条件
- 伊藤雅之・吉田文和
- 持続的森林経営とその担い手
- 槌田敦
- 現代砂漠化の原因は自由貿易
環境論壇
- 宇井純
- 環境と企業経営――公害・環境問題にかかわって40年
書評
- 大島堅一
- 高村ゆかり・亀山康子編『京都議定書の国際制度』
- 亀山康子
- 蟹江憲史『地球環境外交と国内政策』
- 大沼あゆみ
- 柴田弘文『環境経済学』