環境経済・政策研究 第1巻第1号
2008年1月発行 ISBN:978-4-00-022483-3
環境経済・政策に関する研究の現時点での到達点を整理し、今後解明されるべき学術的・社会的課題を提示する。現実の環境問題が突きつけている自然と人間の共生をめぐる根本的な問題提起を真摯に受け止め、環境と両立するサステイナブルな経済と社会を創造する理論と政策を追究しその架橋をめざす研究論集創刊
目次
- 植田和弘
- 発刊の辞
特別招待論文
- 宇沢弘文
- 地球温暖化と持続可能な経済発展
- 柴田弘文・井堀利宏
- 経済的環境制御手段と万国窮乏化
- 大塚啓二郎
- 食糧問題と地球環境の経済学
- 加藤尚武
- 環境問題に対処する政治的主体の形成
- 中西準子
- 化学物質のリスク管理における不確実性の問題
- 松本泰子
- 地球環境レジーム間の政策矛盾と因果メカニズム
--HFC-23破壊CDM事業の事例 - 赤尾健一・草薙真一・馬奈木俊介
- 温暖化対策の中でのエネルギー生産・節約の経済評価
- 有村俊秀・岩田和之
- 温暖化対策としての「省エネルギー法によるエネルギー管理の徹底」の評価
--旅館・ホテル業を対象として - 大沼あゆみ
- 人口、福利および環境
英文要旨