環境経済・政策研究 第4巻第2号
2011年9月発行 ISBN:978-4-00-025816-6
環境経済・政策に関する研究の到達点を整理し、解明されるべき学術的・社会的課題を提示する。現実の環境問題が突きつける自然と人間の共生をめぐる根本的な問題提起を受け止め、環境と両立するサステイナブルな経済と社会を創造する理論と政策を追究する。今号の「環境論壇」では「東日本大震災以降の環境・エネルギー政策」をとり上げる。
目次
論説
- 野田昭宏
- 資産除去債務会計が環境コストに及ぼす影響
- 坂上紳
- 廃棄物処理市場と環境汚染賠償責任法--割り当てゲームによる分析
研究展望
- 塩田尚樹
- 違法排出と環境政策の社会的費用
- 柘植隆宏・庄子康・栗山浩一
- トラベルコスト法の研究動向
環境論壇 東日本大震災以降の環境・エネルギー政策
植田和弘・山口臨太郎/蟹江憲史/吉田徳久/上野康弘/藤井良広/堀尾正靱/三野耕治/松田智・久保田宏/山口光恒/溝渕健一・竹内憲司/室田武/堀史郎/大島堅一/除本理史
書評
- 阪口功
- 亀山康子『新・地球環境政策』
英文要旨